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オス (工学)
物品におけるオス(雄〔なお、雄という漢字は元々、羽を伸ばし並行するように畳んでいる雄鳥を表す表形文字に由来し、偏は肘(肱)を張った形を現す。ここから拡張され有性生殖生物の繁殖のために雌とつがいとなる側全体を雄(オス)と呼ぶようになった。生殖器の形状としては、精子を卵子を体内に持ち母体となる雌の側に注入するための器官、すなわち陰茎を持つが、ここから拡張されて凸型全般をあらわすようになったと解される。ただし有性生殖生物がつがいで子をなすことから、所謂「雄」という場合には、対となる「雌」があることを意味している。〕)は、対になった凸と凹のうちの凸のほうである。これは常に対になって扱われ、凹の方はメスという。 例外的にRS-232Cのようにこの関係が逆な規格も存在する。ソケット参照。 なお差し込まれるという側であることから、動的な側としても扱われる。 == コネクタの形状として ==
オスは突端した形状であるが、これは生物におけるオスの生殖器でも同様といえるが、接点によって電気回路を構成するコネクタの構造としては、受けの側であるメスに比べるとただの金属(電気伝導体)の棒や、これがメス側のコネクタの穴配列に合致する形で並んでいるものであり、単純である。多くのコネクタでは、更に端子部分を保護したり電気的にシールドするための覆い(筐体グランドに接続される)を持つものも多い。特に外部の器物と衝突することを予防する意味で保護機構を備えるコネクタもあり、接続のために圧力を加えてソケットに押し込むまでは端子部分が保護機構に覆われていたり、接点部分は溝の中にありメスの側は端子部分がばねとしてソケット内に飛び出している(Registered jackなど)コネクタも見られる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「オス (工学)」の詳細全文を読む
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